低温調理用のコントローラを作る4
概要
完成した基板に部品を実装して、低温調理用のコントローラを作成します。
コントローラを組み立てる
基板が届きました
基板が届きました。発注から到着まではわりと早かったです。これに部品を実装してコントローラを完成させます。
使用する部品の調達
使用するパーツは、設計時にすでに選定しています。以下のパーツを使います。いろいろ忙しかったこともあり、秋月電子の通信販売で部品の調達を行いました。別に秋月じゃなくてもいいですが、私は秋月大好きマンなので贔屓にしています。
部品番号 | 数量 | 部品名 | 通販コード |
---|---|---|---|
IC | 1 | ATMEGA328P-PU | I-03142 |
Q1 | 1 | 水晶発振子 32.768KHz | P-04005 |
LCD | 1 | LCDモジュールAQM1602A-RN-GBW | P-08779 |
J1 | 1 | 2.1mm標準CDジャック 基板取付用 | C-00077 |
X_TEMP1 | 1 | ターミナルブロック 3ピン | P-01307 |
X_HEATER | 1 | ターミナルブロック 2ピン | P-01306 |
S1,S2 | 2 | タクトスイッチ | P-03647 |
ENC | 1 | ロータリーエンコーダ | P-06357 |
LED1~3 | 3 | 5mm LED | |
R1,R3,R7 | 3 | 470Ω カーボン抵抗 1/6W | |
R2,R4~6 | 4 | 10KΩ カーボン抵抗 1/6W | |
R8~11 | 4 | 100Ω カーボン抵抗 1/6W | |
C1~3 | 3 | 1μF 積層セラミックコンデンサ | |
C4~8 | 5 | 0.1μF 積層セラミックコンデンサ | |
JP | 1 | 2×2ピン 2.54mmピッチ ピンヘッダ | |
- | 2 | ジャンパピン 2.54mmピッチ | |
CON1 | 1 | 2×3ピン 2.54mmピッチ ピンヘッダ | |
CON2 | 1 | 1×6ピン 2.54mmピッチ ピンヘッダ |
はんだ付け
特段いうことも無いです。背が低くて、熱に強い部品から実装していきます。一号機は色々する予定なので、AVRは直接はんだ付けせずにICソケットを噛ませます。LCDと水晶発振子は、はんだだけだと固定強度に不安があるので、別途ホットボンドで固定しました。
はんだ付けがおわるとこんな感じ。温度センサも接続しています。
はんだ付けの確認
検図済みですし、特に検証はしなくていいでしょう。はんだ付けが失敗していないかだけ確認します。
動作確認
ジャンパの設定
ACアダプタの極性がどちらでもいいようにジャンパを設けました。センタープラスのアダプタを使うときは1-2、3-4と接続します。
温度センサの接続
Amazonで買った温度センサを接続します。左のコネクタにそれぞれ接続します。大体黒がGND、赤がVCCです。
プログラムの書き込み
ここまできたら、プログラムを書き込みます。CON1にAVRライタを接続してPCからプログラムを焼きます。
これでコントローラの完成です。
プログラムの実装と中身については別途紹介します。