はるまきパタパタ

料理とDIYについて色々書きます。

流行りの低温調理用のコントローラを作る1

概要

 低温調理器が高かったので、そこそこ良いコントローラを自作します。

 

低温調理とは

 要は従来よりも低い温度でする調理のことです。わたしは低温調理というとあまりピンときません。真空調理法とか適温調理とか、恒温調理とか言ったほうが実態に合っている気がします。こんなの↓が安定して作れます。

肉!

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なければ作る

 低温調理法自体は前々から知ってはいましたが、Twitterやマンガなど、随所で聞くようになったので、じゃあやってみようと。

 で、クリスマスに先に挙げた定番のローストビーフを作ったのですが、まあめんどくさい。

 それ専用の製品(Anovaとか)を使えばいいのですが、それなりにお値段が張るので、ならば自分で作ってしまおうというだけの話。

 

作戦

 最近は、プリント基板が2000円ちょっとで作れますので、専用の基板を起こします。プリント基板を作ると10枚とか20枚の単位でのオーダになるので、せっかくなら他の人に使ってもらいたい。そこで、調理器を以下のような感じで作ろうと思います。

 

なるべく安く

 高いのが正義ではないです。最安である必要はないけど、それなりに安く仕上げたい。

 

作りやすく作る

 個人的には、SMDを手はんだとか楽しいのですが、さすがにツライ。作成時にガチガチなスキルが必要ないように、使いやすい部品を使う。

 

部品の調達に困らないものを作る

 作りやすくと似たような観点ですが、調達が簡単な部品で作ろうかと思います。通販で手に入るものがほとんどなのですが、色んな所から入手したりと大変。基本的にはAmazonと、秋月で入手できる部品のみで作成したい。

 

そこそここだわる

 実は、低温調理喜の自作自体は難しくないのです。サーモスタットと水槽用のヒータ(または投げ込み式湯沸かし器)を使えば簡単にできてしまいます。が、良くてヒステリシス制御なので、面白くない。せめて比例制御ぐらいは付けたい。

 

スケジュール

 構想がクリスマスからなので、今コレを書いている時点である程度の実装まで完了しています。

 春節のお休みが終わるタイミングで基板を発注する予定。